Interview #4
SAKAMOTO
HIROAKI
ディレクター 2013年/新卒

― 経歴を教えてください

2014年に新卒で入社しました。

― 現在の仕事内容は?

BS朝日「スポーツクロス」でサブ出しVTRのディレクターをしています。サブ出しというのは、スタジオやオンエアで流すためのVTRです。

僕はディレクターになって1年目の駆け出しなのでADの作業をすることもあります。スケジュールを作ったりVTRで使用する素材を集めたり、そんな中で少しずつディレクターの仕事をやらせてもらっています。一般的にディレクターになったらAD業務は任されません。でも、僕はディレクターとADを兼務できることはありがたいなと思っています。なぜなら、ADの時には、ディレクターが何を求めているのか、わからないことが多いんです。当然ですよね、やったこともない職業の補佐をするわけですから。

けれど、ディレクター業をやってからADをすると「何をすべきか」が自ずと見えてくる。時には要求以上の内容を提供できることだってあります。そうすると番組もよりいいものになります。

― どこにやりがいを感じますか?

枠にとらわれ過ぎない映像編集や構成をプレゼンできることですね。僕の強みって「新人」ということなんです。これはテレビ業界に限ったことではないですが、ディレクターってキャリアを重ねると失敗ができなくなると思うんです。そうなると「成功するかどうかわからないけど、こんな映像を撮ってみよう」という「冒険」ができるのは若手の特権。でも僕は新人ディレクターだから、まずは自分が「これが一番おもしろい!」という編集や構成を立ててプレゼンができるわけです。もし間違っていても、百戦錬磨の先輩たちが修正してくれるから、のびのびとできます。

プレゼンしたものの多くは、先輩たちから直されることが殆どですが、その中で「おもしろい画の撮り方だね」とか「この編集はいいね」と言ってもらえた時は嬉しいですね。指摘を受ける時も頭ごなしに「こう直せ!」ということはなく、理由をちゃんと説明してくれるからとても勉強になります。

― 仕事で一番印象に残った出来事は?

あるスポーツ選手に密着したドキュメント番組を担当した時、監督のインタビューを撮影させてもらう機会がありました。選手思いで熱い信念を持っていらっしゃる監督だったんですが、ものすごくあがり症で…

噛まないようにもう一回言ってくださいと言うわけにはいかないし、カンペを出すわけにもいかない。どうすれば緊張がほぐれるか悩みました。

でも良く考えたら監督が緊張するのは当然のことなんだと思いました。僕だって突然カメラを向けられて質問されたら戸惑うし「心の準備」というものが必要だと。カメラを向けられる相手の立場になって考えられてなかったんです。

幸い撮影スケジュールに余裕があったので、カメラが回っていないところで、監督と競技についてたっぷりとお話をさせていただきました。そうすると「見えない壁」みたいなのがだんだん無くなり、少しずつ距離が縮まっていくんです。また監督もご自身の中で「こう聞かれたらこう答えよう!」という心の準備をしてくださったと思います。いざカメラを回してみると、監督の緊張はとても和らいでいて。結果、撮影前に話されていた以上の内容や素敵なエピソードをたくさん話していただきました。

「こんな画が撮りたい!こんな企画がしたい!」という気持ちはもちろん大事ですが机上の空論で終わってはいけない。限られた時間と環境のなかで、撮影のプロセスまで考えられるのがプロなんだと痛感した出来事でした。

― ロントラってどんな会社?

決断が早く、チャンスが他社よりも早く与えられる会社だと思います。

― テレビ制作会社ならではと感じることは?

どんな時も会社に常に誰かいることです。朝方の人がいれば夜型の人もいる。成果を出せばいいから作業時間は自由なんです。夢や目標に向かってそれぞれ頑張っている人が常に隣にいると、「自分も負けていられない!」とモチベーションが上がります。

― どんな人がこの仕事に向いていると思いますか?

身体的に言うと体力のある人はやっぱり得だと思います。精神面で言うと信念がある人。技術や知識、集中力は自ずとついてくると思います。

― 今後、どんな番組を作りたいですか?

まだ選ぶ時期じゃないので、いろんなジャンルの番組をやって経験値を積みたいです。

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